妊娠中の体調と対策
体調が万全な時期がないなんて、妊娠前は知らなかった…。「つわり」がこんなに個人差があるなんて知らなかった…。そして、マイナートラブルが次々と現れ、自分でも「あの時なにに苦しんでいたのか」を忘れてしまっていることに気づき、思い出せる範囲で記録しておこうと思った。
個人差も大きく、対策も人によって違う。ほんの一例だということは先に記しておく。
妊娠初期(1月終わり~4月上旬)の体調
1月末~2月中旬
- 妊娠検査薬で陽性の線が見えたころには、すでにうっすらとした吐き気
- 気持ち悪さで、白米が苦手になる。パンの方がまし
- 37.0℃前後の微熱が続き、だるい(普段は36.5℃)
- 服の締め付けが気持ち悪く、ズボンはボタンをはずしていた
- 夕方から朝まで絶不調だが、昼間はなんとか乗り切る
2月中旬~3月末
- 吐き気がグレードアップ、食べられるものが限られる
- 安定して食べれたのは、トマト・いちご・インゼリー・豆腐・ヨーグルト・そうめん・水菜・ほうれんそうなど、冷たくて後味が残りにくいもの
- 衝動的にソース味が食べたくなり、たこ焼きを買った日もあった
- 衝動的にマックのポテトが食べたくなりLサイズを1人で食べた日もあった
- 食べなくても気持ち悪いし食べても気持ち悪い
- 昼食後、職場の休憩スペースで横にならないとやっていけない
- 夕方以降は布団から出れない
- お風呂もつらくて、何回か入れずにボディーシートでしのいで出勤
- 1~2週間に1回、本当に起き上がれなくて仕事を休んだ
- 匂いがよく分かるようになる、特殊能力を得た気分
- ご飯の炊ける匂いや夫の匂いは平気だった
- 絶不調のとき、夫が豚肉を焼く匂いで、めまいするほどの吐き気
- いよいよ服の締め付けがいやになり、マタニティパンツ・マタニティブラを購入
- 花粉症だが薬が飲めず、眼鏡生活・ティッシュ大量消費
3月末~4月上旬
- 急に吐き気がなくなる日が来た
- 胃が小さくなっていて、急な食欲に対応できずお腹を壊す
- 微熱は続いている
- 低気圧による頭痛・吐き気と見分けがつかない
してよかったこと・してもらって嬉しかったこと
- 食べられるものを食べればいいというマインド。栄養云々は二の次。水分さえとっていればいいという先生の言葉を信じて、無理をしなかった。
- ダメなときは休む。仕事の時期として午後から帰りやすかったので、最低限のことをしたら帰っていた。昼食後も休憩スペースを使わせてもらって横になった。朝からダメなときは思い切って休んだ。申し訳なかったけど、その時の限界だったし、無理するほど悪化したので、休むのが周りのためと思ってすぐ休んだ。
- 服の締め付けはマタニティ用のものを使うことで劇的に改善した。購入前は、一時期しか使わないからと、ためらいがあった。しかし、あまりに快適なので、我慢するくらいなら買っていこうという気持ちになった。
- 夕方以降はベッドから動けなかった。家事もできず、まともに風呂にも入れず、寝るかスマホをいじるかしかできなかった。夫が一度もそのことに対して不満を見せず、常に心配してくれたのがありがたかった。
- 「つわり いつまで」を何度も検索した。そこで初めて知ったが、妊娠期間ずっとの人もいたし、つわりがない人もいた。終わりが見えないのがつらく、何度も弱音を吐いた。安定期ではないことでこの不安を話せるのは夫くらいだったが、何度同じ話をしても聞いてくれたので助かった。
- 職場の理解・職場の制度にも助けられた。かかわりの深い一部の人には安定期前に伝え、早退が多くなることを理解してもらった。つわりでの休みは有給消化ではなく、「妊娠障害休暇(14日)」が使えた。使ったのは3日だったが、つわりで休むことが認められているのがありがたかった。