急な自宅安静。生活の変化。
自宅安静を指示された時は、夫と私の二人暮らし。夫の両親は車で20-30分のところに住んでいて、私の両親は県外住み(車で5時間ほど)だった。
もともと里帰り出産の予定で、8月頭に移動するつもりだった。しかし、自宅安静を言い渡されたのは6月末。私の両親も仕事はあるし、私一人で移動できる状況でもない。
しばらくは、2人でなんとか、「自宅安静」をしていく必要があった。
壁① 食事
安静中も、食べなくてはいけない。しかし、料理は控えた方がよいので、策を練ることに。安静生活の初めの数日は、お昼ご飯を夫に作り置きをしてもらった。
その数日の間に、冷凍おかずの宅配サービスをいくつか調べた。お試しで手配したのは、『ニチレイフーズダイレクト』。
冷凍食品を作る会社なら安心だろうということ。とりあえず定期便ではなくお試しが良かったのだが、お試し便があったこと。これらの理由で頼んでみた。
結論、頼んでよかった!お昼はこれをチンして食べるだけ。手軽で美味しく、複数のおかずを食べられる。
壁② 家事全般
洗濯、食器洗い、ゴミ出し、全てが夫の仕事に。ありがたいことに、嫌な顔せず(むしろ少しでもやろうとすると怒り)、こなしてくれた。
一人暮らしの経験があったことも大きい。さらに、普段から二人で「できる方がやる」のスタンスでいたため、「洗濯の仕方は分からない」ということもなかった。
少し困ったのは、買い物。食料品は、車通勤の私が帰りに買うことが多く、夫が平日夜に買い出すことはなかった。また、夫は徒歩か自転車で駅に行っていたため、雨の日は買い出しが大変。ちょうど梅雨の時期で、なかなか一気に買うこともできず。朝食のルーティンにしていたヨーグルトだけは買ってきてもらう、なんていうこともあった。
おおむね、家事については問題なかった。
壁③ 日中の過ごし方
ウテメリンを処方され、1日4回、6時間ごと薬を飲んでいた。副作用で動悸や手の震えがあり、服薬から2時間ほどは動けない。気持ちは元気でも、身体が思うように動かないことや、動かしてはいけないことが、精神的に辛かった。また、日中は家に一人。寂しさもあった。
お昼ご飯を食べた報告を夫にすることにし、「お昼を食べたら連絡の口実ができる!」というのをモチベーションにして生活していた。
シャワーも短時間で、副作用が強くない時に済ましていた。夫が帰宅したら少しでも長く一緒にいたくて、夫が帰る前の夕方にシャワーを浴びていた。
安静生活の孤独さは、想像よりも辛かった。でも、夫とのやり取りが心の支えとなった。
1週間と少し、こんな生活をしていた。